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【トクラスキッチン・テノールカウンター】セラミックトップとの違いを解説

キッチン
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トクラスキッチンの「テノールカウンター」はリクシルのセラミックトップに近い風合いがあり、比較的お値打ちなのでとてもおすすめの仕様です。

リクシルのセラミックトップとどう違うの?

というご質問をいただくことがありますので、リクシルのセラミックトップとの違いを比較しながら「テノールカウンター」の特徴について解説します。

トクラスの「ベリーキッチン」についての記事も書いておりますので、参考にしてください。

それでは順番に内容を解説します。

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テノールカウンターとは

TENOR(テノール)カウンターは2019年7月より販売開始された新カウンターです。

新製法「熱強化アクリルプロテクト」という技術を採用し、人造大理石に特殊な配合の樹脂をコーティングさせます。

硬質な無機粒子を含むので、耐傷性、耐汚染性が向上しました。

テノールカウンターの特徴は以下になります。

・テノールカウンター独特のカラーが選択できる

・衝撃に強い(吊戸棚から500gの缶詰を落としても大丈夫)

・熱に強い(350℃でも変色、割れなし)

・汚れに強い(油性マジックで書いてもメラミンスポンジと水で消える)

・傷に強い(硬度9H、フライパンで100回こすっても傷跡なし)

・LIXILのセラミックトップと比較するとお値打ち

 

 

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リクシルセラミックトップには無いカウンターカラーを選択できる

トクラステノールカウンターは、グラデーション技術を使ったり、おしゃれなシルバー系のカラーを作れるところが魅力的です。

トクラステノールカウンターのカラーは2021年9月現在以下の4色です。

トクラスHPより

リクシルのセラミックトップは2021年9月現在では以下の5色です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts03.htm

「バーストブラウン」「フレークシルバー」が特にテノールカウンター独自のカラーかと思います。

バーストブラウン

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

あたたかみのあるブラウン系のグラデーション仕上げです。

古民家風、和モダンなインテリアによく似合います。

トクラスHPより

フレークシルバー

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

セラミックトップでは見られない、シルバー色のカウンターです。

シンプルでスタイリッシュ、白を基調としたデザインによく似合います。

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

アイアンブラック

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

鋳物の鉄肌感がかっこいいブラックカラーです。

南部鉄器をイメージしたカラーだそうです。

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

ソルティホワイト

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

明るい木目等のアイボリーカラーによく似合います。

表面に凹凸があり、見る角度により影が変化します。

北欧やナチュラルなインテリアにおすすめです。

https://www.toclas.co.jp/tenor/4colors/#saltywhite

 

 

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ブラック系カラーのシンクがない

先日こんなツイートをしました。

個人的にはブラック系のカウンターにはブラック系のシンクを合わせたいです。

↓LIXILのハイブリッドクォーツシンクのようにブラック色がないのは少し残念です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts04.htm

テノールカウンターの場合に選択できる人造大理石シンクはグレー、シックベージュ、ホワイトの3色です。

シンクのカラーバリエーションは8色あるのですが、なぜかテノールカウンターは3色限定です。

↓テノールカウンターで選択できるシンクカラー

トクラスHPより

トクラスHPより

 

 

ブラック系のカラーが登場するか、セサミグレーをテノールカウンターにも使えるようにしてほしいです。

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リクシルセラミックトップより性能は落ちる

リクシルセラミックトップは耐熱性が高く、熱い鍋をそのまま置いても大丈夫です。

また表面硬度が高いので、まな板代わりに天板を使用することも可能です。

↓リクシルセラミックトップ

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts03.htm

一方で、テノールカウンターは350℃のフライパンを10分間放置しても大丈夫と記載がありますが、基本的には鍋敷きを使用するように注意書きがあります。

↓トクラステノールカウンター

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts03.htm

ウォールキャビネットから缶詰を落としても割れにくいという強度は実証されておりますが、セラミックのように金属でこすってもよいほどの強度はありません。

スマホを落として端が欠けてしまったという口コミがありましたので、強度が高いといっても注意が必要です。

いくらセラミック並みの表面硬度があるといっても、人造大理石の上に塗装をしているだけなので、鋭利なものを落とすと抉れます。スマホを落としてエッジの部分が欠けてしまいました。

https://wagayano-arekore.com/toclas-yogoreru/

(おまけ)2020年度グッドデザイン賞受賞

グッドデザイン賞とは、日本で唯一の総合的なデザイン評価、推奨の仕組みです。

グッドデザイン賞を受賞するということは、デザイン性と機能性を兼ね揃えた点を評価されたという指標になります。

キッチンカウンター
テノールは人造大理石と塗装の融合により生み出された堅牢で色自由度の高いキッチンカウンター。人造大理石の加工性の良さはそのままに、硬質で耐久性の高い新開発のコーティング技術を加えることにより、調理場としての機能性と多様化するインテリアにフィットする意匠性を実現しました。

施工性、耐久性の高い人工大理石の特性を残したまま、人工大理石では表現できない新しい質感を塗装によって実現しており、多様な施主やユーザーのインテリアの要望に応える選択肢の幅を広げた点が評価された。

https://www.g-mark.org/award/describe/50575?token=JYfmLYCCUP

人造大理石の機能性を活かしたまま、濃いカラーやグラデーションを再現できた点が高く評価されていると思います。

まとめ

今回の記事のポイントをまとめると以下になります。

・リクシルのセラミックトップにはないカラーを選択できる

※特に「バーストブラウン」と「フレークシルバー」がテノールカウンター独特のカラー

・リクシル「ハイブリットドクォーツシンク」のようなブラック系カラーのシンクがない

・セラミックトップより性能面はやや落ちる

  ※耐熱性、表面硬度等

セラミックトップと比較すると性能面ではやや落ちるかと思いますが、価格も抑えめでコストパフォーマンスが高い仕様かと思います。

「みんなと同じ白い大理石はいや」

「コストは抑えつつキッチンデザインにこだわりを入れたい」

という場合におすすめできるカウンターです。

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