この記事では、1級建築士・2級建築士の学科試験に出そうな「西洋建築史」の建物を紹介します。
いろいろな時代を代表する有名な建物ですので、是非参考にしてみてください。
【ヴェルサイユ宮殿】
フランスヴェルサイユにあるバロック建築の宮殿。
ルイ14世が建てた宮殿です。
豪華な建物と広大な庭園が特徴的。
フランス絶対王政の象徴的建造物といわれます。
フランス革命の舞台ともなり、マリー・アントワネットという悲劇の女王をつくり出した場所でもあります。
【ヴォルムス大聖堂】
ドイツのヴォルムスにある大聖堂。
ロマネスク様式の建築物で、4つの円柱塔の外観が特徴的です。
正面から見るのと横から見るのとで大分印象が変わって見えます。
ヴォルムスという街は宗教改革者のマルティンルターが国を追放になった街だそうです。
【アミアン大聖堂】
左がアミアン大聖堂、右がノートルダム大聖堂。
ノートルダム大聖堂(フランス、パリ)ととても似てますが、左右非対称の方がアミアン大聖堂です。
ゴシック様式でフランスにあります。
天井まで42.3mとフランスで一番高い大聖堂だそうです。見上げたらすごそうです。
ノートルダム大聖堂は2019年4月に火災が起こり、ニュースになっておりましたね。
【サンタンドレア聖堂】
イタリアマントヴァにあるルネサンス様式の建築物です。
建築家アルベルティの作品。
外観はローマの凱旋門をモチーフにしております。
中は天井が高く、光が入ってくるドームの天井がどのような作りになっているのか気になります。
【サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂】
イタリア、ラヴンナにある古代ローマ時代の聖堂。
初期キリスト教建築のバシリカ(宮殿)の一つ。
並んだ柱と半円アーチ、モザイク画が特徴的です。
ラブンナ北部のクラッセという港町として栄えていた街にあります。
【ル・トロネ修道院】
フランスにあるロマネスク様式の建築物。
装飾がなく、粗い石積みで作られていることが特徴。
築800年なので石はすごいですね。
ル・コルビジェが絶賛した建物。ハリーポッターに出てきそうな雰囲気です。
【フィレンツェ大聖堂】
イタリアのフィレンツェにある世界最大級の石積ドーム。
ルネサンス時代の建築です。
ドームの外装材は大理石のようです。
低層な街中にドーンとあってびっくりしますね。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
個人的には街の中で圧倒的な存在感を放つフィレンツェ大聖堂を見にいってみたいです。
写真のような街全体を見渡せるようなスポットがあるとよいですね。
きらびやかなヴェルサイユ宮殿のような雰囲気もよいですが、ル・トロネ修道院のような落ち着いた雰囲気を味わえる建物もよいですね。
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