【ヘーベルハウス】現役住宅営業目線でメリット・デメリットを解説/注文住宅でハウスメーカーを選ぶポイント

ハウスメーカー

ヘーベルハウスといえば「ヘーベル外壁」、「ヘーベリアン」、「地震、火事に強い」「ラムくん」というイメージが強いハウスメーカーです。

この記事ではヘーベルハウスの特徴、強みについて現役住宅営業目線で解説します。

私の経験上の意見、想像も含まれておりますので、エリアによって違いがあるかもしれません。

ご了承くださいませ。

まずは勝手ながら点数をつけました。

・耐震性 5点

・耐火性 5点

・耐久性 4点

・サビ対策 5点

・断熱性 3点

・設計力 3点

・敷地対応力 5点

・価格 1点

・保証 5点

・遮音性 5点

それでは順に解説していきます。

耐震性 5点

https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/technology/01h.html/?link_id=globalnavi_tech01h#

基礎、構造体の強度は鉄骨メーカーの中でもトップクラスかと思います。

進化した筋交いともいわれる制震フレーム「ハイパワードクロス」が魅力的です。

ブレース構造よりも変形が小さいので複数回地震がきても安心です。

また、外壁のロッキング工法もポイントが高いです。

地震で建物が変形する際外壁が躯体に完全固定されているとひび割れや脱落が起こる恐れがあります。

外壁がロッキング(回転)することで損傷を防止します。

積水ハウスも採用しております。

基礎の強度にも力が入っております。

主筋は16mmを2本ずつ使っており、太さも本数も他メーカーより多いです。

コンクリートが一体打ち施工でないところは少し残念です。

地震に対しては十分すぎるかと思います。

耐火性 5点

ヘーベルハウスといえば耐火性という感じでもあります。おそらく営業担当も自信をもってアピールしていると思います。

お客様から「あなたの会社は耐火性大丈夫ですか?」と聞かれると「ヘーベルハウス行かれたんだなー」と思います。

「ヘーベルハウスは耐火性トークが強みなので、田舎には展示場をおかない」という都市伝説をよく聞きます。

60分間、900℃くらいでの耐火実験でもへーベル外壁の裏面温度は木材発火危険温度260℃を下回ります。

かなりすごいです。

個人的には階段も鉄骨でできているのがすごいと思いました。こだわりを感じます。

防火地域でも建築可能な耐火構造にも対応可能なので、都市部では特に検討をおすすめします。

耐久性 4点

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鉄骨、基礎の耐用年数が60年以上です。

ヘーベル外壁も耐用年数は60年以上なので安心できます。

屋根材やシート防水システムの耐用年数が30年以上なのでトータルでは4点かなと思います。

外観のこだわりか会社の方針かわかりませんが、フラット屋根が多いです。

瓦屋根よりシート防水の方が耐久性は劣るので、メーカー選びで大事な選択になる部分です。

サビ対策 5点

ヘーベルハウスでは2層の防錆処理を行っております。

1層目はリン酸亜鉛処理、2層目には自動車のボディに使用されている「カチオン電着塗装」を使用しております。

60年以上の耐久性を実現しており、鉄骨メーカーの中で一番信頼できる防錆処理かと思います。

気になる方は塗装の厚みまで確認することをおすすめします。

断熱性 3点

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ペアガラスでアルゴンガス入り、Low-E膜(特殊金属膜)をコーティングしております。

サッシは室内側が樹脂、室外側がアルミのアルミ樹脂複合サッシです。

窓は鉄骨メーカーでよく採用されているグレードのものです。

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断熱材は「ネオマフォーム」を採用しております。

ネオマフォームの熱伝導率はλ=0.020W/(m・K)と非常に低く、断熱最高ランクのF区分に相当します。

ちなみに高性能グラスウール16Kの熱伝導率がλ=0.038W/(m・K)、硬質ウレタンフォーム2種1号の熱伝導率がλ=0.023W/(m・K)です。

壁部分のネオマフォームが45mmと少なめに感じるのが少し気になります。

ヘーベル板も気泡を含むコンクリートのため、断熱性を備えております。

壁75mm、屋根100mm、床100mmのヘーベル板を使用しております。

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個人的には外壁がぶ厚すぎてネオマフォームが薄くなってしまっていないかと思ってしまいます。

設計力 3点

スキップフロアや2階リビングなどとても自由度が高く、興味をひく間取りの提案力が高い印象です。

ただ、自分のエリアや競合物件では普通の間取りが多かったので、予算や担当によってスキップフロア等の提案は少ないのかもしれないという印象があります。

なので厳し目に3点としました。

よく見る2階リビングプランはヘーベルハウスらしくてよい印象です。特に街なかにはよいですね。

敷地対応力 5点

街なかの変形地や狭小地にうまく建築されているのをよくみるので、敷地対応力はとても高いと思います。

特に鉄骨を活かしたキャンチ居室の家はヘーベルハウスならではな印象です。

もし自分が街なかに狭小地をもっていたらヘーベルハウスで屋上の家か「そらのま」のようなバルコニーのある家を建てたいです。

価格 1点

価格は仕方ないです。

よいものは高いですよね。

たまに謎に安いときがありますが…。

ヘーベルファンになって予算内で抑えるためにコンパクトになりすぎるのは避けたいです。バランスが大事ですね。

保証 5点

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構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分の初期保証が30年、最長60年保証です。

延長するには定期的なメンテナンスが必要です。

キッチン等の設備保証が10年である点も安心です。

初期30年、最長60年はハウスメーカーの中でもトップクラスです。


カタログには外装・埋設設備のメンテナンスコストが400万円と記載があります。ヘーベル外壁の塗り替え分が大部分かと思います。

ベルバーンやタイル外壁と比べるとメンテナンス面で少し迷いますが、やっぱりコンクリートの重厚感は魅力的ですね。

遮音性 5点

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遮音性を気にする人や、騒音の気になる建築地であればかなりヘーベルハウスの優先順位が上がるかと思います。

外からの騒音は70dBが30dBになります。

また、2階の騒音も70dBが25dBになります。

ALCコンクリートさすがです。

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特に二世帯住宅にはよいですね。子供はどうしても走り回るので…。

まとめ

ヘーベルハウスは一条工務店のように特徴が多く、解説しやすいハウスメーカーでした。外壁や強度に特化しているので、かなりおすすめメーカーではあります。

特に二世帯住宅、都市部での建築、屋上利用、クロスフロアなどのニーズがある方にとっては最適です。

よいものは当然高いので、予算をオーバーしてしまい、家をかなり削らなくてはならない状況は避けたいですね。

たまたま私のエリアの営業スタイルは短期勝負の場合が多いです。


ええー!もう決められたんですか

というパターンが多いです。


それだけファン化が上手です。一条工務店に通じるものを感じます。

勢いで契約してしまうのもよいですが、ヘーベルハウスの良さをしっかり知った上で予算と間取りをある程度確定してからのご契約をおすすめします。

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