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【就職・転職】住宅営業(ハウスメーカー)のメリット・デメリットを実体験を交えて解説します

住宅営業に役立つ情報
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住宅営業というとノルマなどきついイメージがありますが、最近の実情はどうでしょうか。

ひと昔前と比べるとかなりブラックな環境は改善されたかと思いますが、職業柄どうにもできない部分もあります。

10年間の住宅営業経験をふまえ、住宅営業として働くメリット・デメリットをお伝えします。

この記事は次のような方に参考になります。

・就活中、転職活動中で住宅営業に興味ある方

・これから住宅営業として働く予定の方

10年間の住宅営業を経て転職活動をした体験記事も書いておりますので、こちらも参考にしてください。

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住宅営業として働くメリット

住宅営業として働くメリットは以下になります。

メリット

・頑張った分給与に反映する。

・ 勤務中は比較的自由な時間が多い。

・ 平日休みは動きやすい

・ 日々成長できる

・ お客様の人数が適度

頑張った分給与に反映する

成果を出した分しっかり給与に反映します。多くのハウスメーカーは基本給+出来高という給与体系なので、売れない時期も最低限の給与はもらえます。

私の会社では400万円~1,500万円くらいの幅があります。比較的年齢に関係なく、平等に稼ぐチャンスがあります。

勤務中は比較的自由な時間が多い

打合せや立ち合い中でなければ、家族や友達からの連絡にすぐ対応できます。外出が多いのでプライベートな電話もしやすいです。

平日も予定パンパンのエリート営業マンの場合、もしくは上司の管理が厳しい場合は一概には言えません。

社用車にドラレコやGPSがついている会社もあるので注意が必要です。

平日休みは動きやすい

平日休みなので、市役所や病院にいきやすいです。子供の出産や引越しなど手続きするときは休みをとらなくてよいのでとても楽です。また、旅行に行くとき空いています。

日々成長できる

売れるように知識をつけたり考えることで、日々成長できます。

トークを録音したり、磨いたり、資料を作成する楽しさがあります。

お客様の年代やニーズも変わっていくので、毎年アップデートしていかないと成果を継続することが難しいです。

お客様の人数が適度

自分のお客様が多すぎると把握が大変です。自動車や保険の営業は続けていくとお客様が1,000人くらいになります。

住宅営業は大ベテランでもお客様は200組ほど。勤務先、お子様の名前、家の状態などある程度メモを見返さなくても話せます。

電話したり会う頻度も多くできるので、深い関係を気づきやすいです。

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住宅営業として働くデメリット

住宅営業として働くデメリットは以下になります。

デメリット

・ 休日がとりにくい、土日に休みにくい

・ 夜が遅くなりがち

・ 大きいクレームを起こしてしまう可能性がある

・ 全く売れない期間が必ずある

・ お客様の人数が適度

休日がとりにくい、土日に休みにくい

土日にお客様との打合せが集中します。また、土日は新規情報が取れるのでなるべく土日休みを避けたくなります。そのため友達との旅行や、子供のスポーツクラブなどに行きにくいです。

夜が遅くなりがち

夜19時頃に電話をしたり、打合せが入るので、毎日17時退社はほぼ無理です。

大きいクレームを起こしてしまう可能性がある

大変なお客様にあたってしまうと、大きなクレームに発展することもあり、時間がとられる可能性があります。 

この問題に関しては、菊原智明著「営業マンは苦手なお客様を捨てなさい」がとても参考になります。

全く売れない期間が必ずある

例えば車の販売では月に3~10台販売できます。月に0台ということはよほどありません。住宅の場合、半年間契約が0ということはあり得ます。

月に3件商談して1件ご契約いただければよい方なので、毎月3件商談しても負け続けることはあります。

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住宅営業として就職する上で注意するポイント

住宅営業として就職する上で注意するポイントは以下になります。

興味のある会社で5年以上働いている社員に話を聞いてみる。

転職の可能性は最初から考えておく

・ お客様満足度の高い住宅会社を選ぶ

興味のある会社で5年以上働いている社員に話を聞いてみる。

同じ住宅営業でも会社によっては環境やスタイルが異なりますので、できるだけ実情を聞いて入社することをおすすめします。

転職の可能性は最初から考えておく

住宅営業に関わらず、転職が当たり前の時代です。仕事をしながらスキルアップを図ることをおすすめします。

例えば、建築士の資格を取得して建築関係の会社や公務員に転職する人もいます。

PC操作のスキルアップや後輩の指導など、営業活動以外の仕事も積極的に行うことをおすすめします。

お客様満足度の高い住宅会社を選ぶ

施工品質が低い場合、営業に非が無くてもクレームを引き起こしてしまう可能性があります。

大手ハウスメーカーで極端に施工品質が低いことはまずないかと思いますが、働いている社員が自信をもって提供をしているか、リアルな声を聞けるとよいです。

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どんな人が住宅営業にむくか

次のような人が住宅営業にむくと私は考えております。

・ 住宅、インテリア、建築に興味がある人

・ いろいろな人と話すこと、話を聞くことが好きな人

・ こつこつ継続できる人

住宅、インテリア、建築に興味がある人

実邸、ショールーム、インターネットなどで日々新しいものに触れられるので、テンション上がる人は長続きします。興味があれば勉強もするしお客様にいろいろ提案することが楽しくなります。

いろいろな人と話すこと、話を聞くことが好きな人

年配の方や話好きなお客様と話すときは長時間になることもあります。そんなとき、自分の知らない話でも興味をもって聞ける人はむいています。いろいろな職種の人の話が聞けるのも楽しいです。

こつこつ継続できる人

「お会いして1カ月でご契約いただく」という狩猟型の営業もいます。

しかし、なかなか長続きしないです。こつこつお客様を集めて、満足度を高めてご契約いただくスタイルの方が楽ですし、安定した仕事ができます。

1~2年、お手紙や電話で継続的にフォローすることが苦にならない人はむいています。

まとめ

働き方改革により住宅営業もだいぶマシになりましたが、成果を出すためにはある程度時間の犠牲は必要になります。

ただ、大変な思いをした分、お客様に満足いただき、継続して成果を出せたときは心からやりがいを感じられます。

今後は人口減少により住宅営業が非常に厳しくなりますが、住宅営業を通して培ったスキルは別の仕事でも役に立つはずです。

素敵なお住まいを提供してたくさん稼ぎましょう。

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