タウンライフって最近よく聞くね!
タウンライフはネット上で間取りや資金計画書を一括できるサービスで、とても効率がよいので多くの人に利用されております。
おすすめなサービスとは言えますが、気をつけたい点もありますので、上手な使い方について解説したいと思います。
「もし自分がタウンライフのお客様を担当したら」という営業マン目線で解説していきます。
この記事を読んでいただくと、以下の内容がわかります。
・タウンライフの特徴
・タウンライフのメリット
・タウンライフのデメリット
・タウンライフの上手な使い方
・良い提案を受けるための、上手な申し込み方法
それでは順番にみていきます。
※タウンライフHPの写真を参考に掲載させていただきます。
タウンライフの特徴
タウンライフの特徴は以下になります。
大手ハウスメーカーの登録が31社以上あり、全国をカバーしているので、建築地に関わらず、多くの建築会社から提案を受けられるサービスです。
タウンライフのメリット
タウンライフのメリットは以下になります。
忙しい人、手っ取り早く比較したい人には特に有効なサービスかと思います。
長期的に検討したい人にとっても、複数社の間取り、資金計画書は今後の家づくりにおいて有益な情報となります。
タウンライフのデメリット
タウンライフのデメリットは以下になります。
私の見る限りですが、一条工務店や住友林業は見つかりませんでした。
また、タウンライフの登録企業の中でも、すべての建築会社に依頼できるわけではありません。
予算や希望エリアを入力すると10社ほどおすすめの建築会社がピックアップされます。
仮で入力したところ、以下の建築会社がピックアップされました。
タマホーム、ダイワハウス、セキスイハイム、スウェーデンハウス、住友不動産、その他工務店
主に予算と建築エリアからピックアップされるかと思いますが、ある程度数が絞られます。
気になる建築会社がピックアップされなかった場合は、直接提案を依頼する必要があります。
また、営業マンとしては、お客様に会えないとなると提案に力が入らない場合があります。
そうならないために、上手に申し込みをする必要があるので、後述します。
タウンライフの上手な使い方
私が考えるタウンライフの上手な使い方は以下になります。
間取りを一括で提案してもらえるというサービスはなかなかありませんので、うまく活用してできるだけ情報を取得するべきです。
営業マン側としては、会うことができないお客様に資料の提案のみをすることは少し気乗りしませんが、上手に申し込むことで、複数社からしっかりした提案を受けられる可能性が高まります。
提案を見た上で、気に入った建築会社に詳しい話を聞くとよいです。
商談に至らなかった建築会社の間取りについても、よいところをピックアップして家づくりに活かせるとよいです。
また、できればタウンライフ以外の建築会社も検討するとよいです。
徐々にこだわりや、性能面で重視したいポイントもでてくると思いますので、それから他の建築会社に話を聞いても遅くありません。
すべての建築会社を検討する必要はありませんが、自分のニーズをより満たすハウスメーカーや、地元の素敵な工務店を見逃してしまう可能性もあるので、「タウンライフ+自分で情報収集」の方が安心かなと思います。
良い提案を受けるための、上手な申し込み方法
良い提案を受けるための、上手な申し込み方法は以下になります。
土地についての情報を詳細に書く
■土地をお持ちの場合
住所を記載すれば十分です。
建築会社側で謄本や測量図は取得することができます。
測量図がなかったり、地番が複数でよくわからない場合はプランを作成できないので営業マンから連絡がきます。
複数社から同じ問い合わせがくることが面倒な場合は、地図の写真などをタウンライフの申し込みの際に添付しておくとよいです。
■土地探しの場合
全く決まっていない場合は仕方ないですが、できるだけ希望について細かく記載するとよいです。
あまりに広範囲すぎても、逆にピンポイントすぎても営業マンは困ります。
以下のように記載があるとやる気がでます。
・第1希望◯◯市、第2希望◯◯市、第3希望◯◯市
・◯坪~◯坪
・希望は駐車◯台以上(※最悪◯台以上でもよい)
・駅徒歩〇分圏内
・ハザード等はずせないこだわり条件
自分の希望より少し広範囲で書いてもらうとよいです。
例えば、本当は駅徒歩15分圏内希望だけど、30分圏内と記載する等です。
思いの他いい物件があるかもしれませんし、あまりに厳しい条件の場合は営業マンの動きが鈍くなります。
予算を明確に伝える
あくまで予想ですが、希望予算に応じてタウンライフからおすすめ建築会社がピックアップされると思います。
ある程度幅をもって情報提供される印象ですが、本来の予定より希望予算を低く記載すると、ローコストメーカー中心にピックアップされる可能性があります。
また、希望の土地エリアと総予算が合ってない場合、営業マンもどうしてよいかわからなくなります。
場合によってはプランが出てこない可能性も考えられます。
ある程度予算を決めた上で、上限金額を記載することをおすすめします。
時期を1年以内とする
例えば建築時期が3年先ですと、後回しになりがちです。
嘘はあまりよくないですが、1年以内に建てられない理由がない場合は、「建築時期1年以内」と記載することをおすすめします。
結果的に1年以上先になることは問題ありません。
営業マンのやる気に大きく影響します。
間取りの要望をできるだけ詳細に書く
ある程度要望を書かないと、プランが作成できません。
まだ未定でもいいので、現段階での最低限の要望は書いた方がよいです。
以下のような記載は最低限ほしいです。
・部屋数(ex.1階にLDK、和室、ファミリークローク。2階に主寝室、書斎、子ども部屋×2)
・必要な設備(ex.キッチン×1、洗面台×1、トイレ×2、浴室×1)
・特殊な希望(ex.ロフト、インナーガレージ、スキップフロア)
連絡方法を明確に書く
連絡方法について希望の記載がない場合、営業マンは電話してしまうケースが多いです。
理由は一度に多くの情報を聞き出すことができるからです。
ある程度、時間帯は考慮して電話がくるかとは思いますが、「いつでも電話OK」という人意外は以下のように記載した方がよいです。
①電話が嫌→「連絡はメール希望」
②電話でもOK→「連絡希望日時を指定する」
希望の進め方を明確に書く
進め方についても一括して伝えておいた方が、何度も説明をしなくてすみます。
郵送やメールでの提案が希望の場合は、しっかりと記載しておく必要があります。
営業マンとしては、できるだけ会って説明や展示場の案内をしたいので、先に伝えておく必要があります。
例えば、以下のような記載方法がおすすめです。
間取りと資金計画書をメールもしくは郵送でいただきたいです。
資料を見て、気になった建築会社にお話をお伺いしたいと思います。
チャンスを感じるので営業マンは頑張るかと思います。
少し丁寧な感じ文面の方が、よりよいです。
また、営業マン側は何社と比較されているのかわからないので、もし聞かれたら3、4社と言うとよいかと思います。
10社と言われると絶望的な気持ちになります。
まとめ
今回の記事のまとめは以下になります。
複数社の間取りを一括で受け取れる貴重なサービスなので、活用して損はないです。
雑な提案を受けてしまっては意味がないので、営業マン目線に立って、できるだけよい提案をしてもらえるよう上手に申し込む必要があります。
タウンライフを上手に活用して、素敵な家づくりをしてくださいませ。
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