9年間の営業活動で約50組のお客様に新築いただきました。
その中で、自分が新築するなら特に真似したいと思う間取り5選を考えました。
全体の間取りというよりは、部分的に真似したいポイントをピックアップしました。
次のような方に役立つ記事です。
・これから新築をお考えの方
・間取りでお悩みの方
・間取りが好きな方
①リビングとつながるロフト
この間取りは平屋もしくは2階リビングに限定されますが、遊び心と使い勝手が両立できておりポイントが高いです。
ロフトから顔を出すと、ソファでくつろいでいる家族と顔を合わすことができ、家族の存在を感じつつ、自分の時間も確保できます。
家族全員で共有できる空間というのも魅力的です。みんなの書斎・くつろぎスペース・遊び場として利用できます。
ゲーム、スマホ充電、照明などを考えるとコンセントはしっかり準備したいものです。
ロフトへのアクセスはしごタイプが多いですが、可能であれば階段で昇るタイプにできると使い勝手がよいです。
②ロードバイクも収納できる階段下2WAY玄関
階段下の空間を有効的に活用した2WAY玄関。
家族の靴・カバン・帽子・アウトドア用品を収納してもしっかり通路が確保されているので、メイン玄関はいつもすっきりです。
ロードバイクが趣味の方なので、DIYで有孔ボードを壁に設置し、ロードバイクをかけています。
③洗面室から直接行き来できるウッドデッキ
洗面室にウッドデッキが隣接しており、洗濯物を直接干せる動線となっております。ウッドデッキにより段差を無くしているので年を重ねても安心です。
ウッドデッキまわりには目隠しフェンスを設置し、道路から洗濯物が見えません。
庭に出る掃き出し窓はすりガラス仕様でシャッターを設置し、防犯・プライバシ―対策もばっちりです。
④玄関→パントリー→キッチンの動線
買い物が1週間に1回だとかなりの量になります。水、米などを運ぶ際は玄関入ってすぐパントリーがあるととても嬉しいです。
ウォークスルータイプのパントリーですが、キッチンからしか中が見えない配置なので、多少ごちゃごちゃしてても安心です。
また、パントリーとキッチンの間はドア無しで、さっと食品などをとりに動きやすいです。
⑤凹み部分につくったカウンタースペース
部屋は四角くなりがちなので、ワークカウンターをつくる際は出っ張ることが多いです。
ダイニングの一角に凹みをつくり、カウンターを設置することで、とてもすっきりして広々とした空間になりました。
壁向きで集中もできるし、家族の存在を感じながら勉強や仕事をできる空間は憧れます。
番外編:玄関の正面にあるニッチカウンター
玄関ドアの正面にニッチカウンターがあり、帰ってきたら必ず目につくアイキャッチです。
ご夫婦ともに好きなバンドのサイン入りTシャツが飾ってあり、訪問するたびに素敵だなと思います。
ダウンライトで上から照らし出す感じもよいです。
まとめ
予算と土地があれば全部取り入れたくなるような間取りだったかと思います。
間取りはある部分を優先すれば他の部分にしわ寄せが来ます。だからこそ提案のしがいがありますし、お客様も真剣に考えていただけます。
お客様と一緒に5年後、10年後の生活もイメージしながら間取りづくりをしたいものです。
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