キッチンメーカーの選択肢としてパナソニックを検討に入れる方は多いと思います。
見た目・機能性・価格のバランスがよく、私のお客様にも採用される方が多いです。
パナソニックキッチンの商品で代表的なのはハイグレードの「Lクラス」、ミドルクレードの「ラクシーナ」です。
ハウスメーカーにより異なりますが、ラクシーナのキッチン本体価格が約100万円とすると、Lクラスは約200万円くらいです。
見た目ではどうしてもLクラスに見劣りしてしまうラクシーナですが、コストパフォーマンスがとても高いので最終的に選ばれやすい商品です。
この記事ではラクシーナの特徴や選ぶポイントをお伝えします。
トクラスのキッチン「ベリー」についての記事も書いておりますので、参考にしてください。
カウンター
人造大理石かステンレスを選ぶことができます。
ハイグレードのLクラスキッチンで選択できる「グラリオカウンター」と比較すると特別感はありませんが、6色から選ぶことができ、シンクとのカラーコーディネートを楽しめます。
シンク(ラクするーシンク)
ラクシーナの場合以下のシンクを選べます。
・ステンレスシンク
・人造大理石シンク
・ラクするーシンク(有機ガラス素材)
オプションに該当するラクするーシンク(有機ガラス素材)は、ステンレス・人造大理石と比較して着色汚れがつきにくく、傷に強いことが特徴です。
価格はステンレス(±0円)→人造大理石(+約46,000円)→ラクするーシンク(+約101,000円)という順番です。
※カタログ価格(税抜)
お手入れは簡単で、メラミンスポンジでこすると汚れが落ちます。
ラクシーナの場合、シンクが広くて大きな調理器具も洗いやすい「PaPaPaシンク」を選べないので、「PaPaPaシンク」を希望の方はリフォムスかLクラスを選択する必要があります。
キッチンバリエーション
豊富なキッチンバリエーションを揃えているので、大体のお客様のご要望に応えられます。
L型やⅡ型にも対応でき、スマートステップ対面タイプも揃えているので、理想の生活スタイルや間取りにあったキッチンを選べます。
ダイニング側収納の扉をプッシュ式にできることも強みです。
取っ手がないので、スタイリッシュな印象になります。
LIXILですとプッシュ式扉は割高になるケースが多いです。
木目柄のオープンボックスのキッチンも特徴的です。
ネイビーとオーク柄を合わせたカフェ風のキッチンはピンポイントで気に入られることがあります。
このキッチン通りでお願いします!
とお客様にご依頼いただいたことがあります。
小物を見せたい方にはおすすめです。
少しサブキッチンの収納が少ないことと、小さいお子様がいる場合におしゃれさを維持できるかが心配です。
トリプルワイドIH
特徴的な3連コンロはパナソニックキッチンの強みです。
ショールームの案内ではかなり押されますが、私のお客様に限っては意外と採用率が低いです。
魚焼きグリルがないですが、その分収納が増えます。グリルパンがつくのも魅力的です。
3つコンロを同時に使いたい方にはおすすめです。
IHヒーターの段差が少なく、通常のIHヒーターの高さが約11mmなのに対して、トリプルワイドIHは段差が約1.9mmです。
比べて見るとかなりスタイリッシュに見えますし、作業もしやすいです。
クッキングコンセント
調理家電をさっと使えるクッキングコンセント。
ミキサーなどは使わない
とおっしゃる方もいますが、クッキングコンセントは後付けができず、もし使わなくてもあまり邪魔にならないので念の為つけておくことをおすすめします。
その他
フロアキャビネットの底板の素材が標準はメラミンですが、オプションでステンレス底板を選択できます。
+約1~2万円なので、お手入れのしやすさや耐久性を考えるとステンレス底板がおすすめです。
まとめ
ラクシーナのおすすめ仕様は以下のものです。
是非一度ショールームにてご検討くださいませ。
コメント