サラ30ブログを読んでいただきありがとうございます。
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クラシスホームは東海エリアで人気があり、CMでの知名度も高いハウスメーカーです。
コストを抑えつつデザイン性の高い住宅を提供しており、お客様の満足度も高いかと思います。
耐震性等、性能面についてはどのような特長があるのでしょうか。
この記事では以下の内容について解説します。
・クラシスホームの特長
・クラシスホームで建てるメリット
・クラシスホームで建てるデメリット
それでは順番にみていきます。
※クラシスホームのHPやカタログの写真を参考に掲載させていただきます。
2020年1月以降、首都圏・関西・東海にて新築マンションまたは新築一戸建てを購入された方!
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会社概要
・設立 2004年6月
・代表取締役 高木 正次
・従業員数 404名(グループ全体)
東海4県のビルダーにおいて、2016年~2020年度の注文住宅施工棟数で5年連続1位という実績を出しております。
代表取締役を始めとして、役員はすべて技術系出身というところに家づくりに対するこだわりを感じます。
建築士の有資格者が多く、技術にこだわった会社という印象が強いです。
クラシスホームの評価
勝手ながら主要項目でクラシスホームの評価をさせていただきました。
デザイン性 5点
かなりデザインに力を入れている印象です。
打ち合わせ期間も比較的長めにとっており、満足度の高い口コミが多いように感じます。
実例を見る限り、以下のようなデザインに対応しております。
シンプルモダン、カリフォルニアスタイル、北欧風、和モダン、塗り壁、ラップサイディング、L型庇、ハコ庇、ガルバリウム、木調天井、ヘリンボーン、スケルトン階段、アイアン手摺、無垢フローリング
一般には流通していない、オリジナル建材を開発しており、真似のできないデザインを実現可能です。
外壁タイルや建具、フローリング等を独自開発しております。
インスタ映えしそうなインテリアや外観は大体実現できそうな印象です。
設計自由度 4点
設計自由度も高い印象です。
軸組工法と壁組工法のハイブリッド工法なので、耐震性を維持しつつプランニングの自由度を高めることができます。
実例を見る限り、以下のような仕様が実現可能です。
スキップフロア、インナーガレージ、窓際の下がり天井、造作キッチン、造作洗面、中庭、吹抜、勾配天井
実例にあった、1段下がったキッチンはおしゃれでいいなと思いました。
ダイニング側に座る人とキッチンに立つ人の視線が合い、お料理がより楽しくなりそうです。
住友林業のビッグフレームや鉄骨メーカーが得意とする大空間、2台以上のインナーガレージ、大開口、オーバーハング等はそこまで得意としてはいないかと思います。
間取りにこだわりがあり、ワクワクするような提案をしてほしい人には向いているメーカーです。
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耐震性 3点
耐震等級3をクリアしておりますので、十分安心できる構造かと思います。
他の木造ビルダーと比較して、こだわっている点がわかりやすいです。
クラシスホームは耐震性を高めるために以下の点に力を入れております。
・通し柱を一般的な在来工法の3~4倍使用
・通し柱と梁の接合部の欠損部分を少なくしている
・高強度、高耐震の真壁納め耐力パネルを採用
・高強度剛床工法を採用
・主要構造にエンジニアリングウッド(構造用集成材)を使用
通し柱を一般的な在来工法の3~4倍使用
一般的には1階と2階をつなぐ通し柱は0~4本程度ですが、最大3~4倍の数の通し柱を使用します。
これにより1階と2階が強固に一体化され、直下率を上げることができます。
2階の柱の下に1階の柱がどれだけあるかを示す数値
通し柱と梁の接合部の欠損部分を少なくしている
一般的には通し柱と梁に欠損部が多く、接合強度が弱くなります。
接合部にコンパクト化した金物を使用することで、欠損部を最小限に抑えております。
高強度、高耐震の真壁納め耐力パネルを採用
一般的に採用される大壁納めモノコック工法より多くの箇所で固定するので、地震に粘り強く対応します。
壁倍率も最大5倍を発揮します。
高強度剛床工法を採用
床梁を井桁組み(マス目状の床組み)にし、特厚の構造用合板を貼ることで強度を高めております。
土台に打ち付けられる釘の本数が多いので、安心感があります。
主要構造にエンジニアリングウッド(構造用集成材)を使用
エンジニアリングウッドは無垢材より乾燥させやすく、一定の強度を持つものを選別して使用できるというメリットがあります。
エンジニアリングウッドは多くの建築会社で採用しているかと思いますが、含水率が15%になるまで乾燥させているところは高評価です。
断熱性 3点
断熱材の仕様やUA値等の数値を考えると断熱性は標準的かと思います。
仕様や数値は以下になります。
【UA値】※建物全体を通して損失する熱量。数値が低いほど断熱性能が高い。
・0.54~0.58
【気密性(C値)】※建物の床面積1㎡あたりの隙間面積。小さいほど気密性が高い。
・ウレタン吹付断熱仕様の場合 0.3~0.6
・ロックウール断熱仕様の場合 1.2~1.5
【外壁】
・ロックウール
・オプションでウレタン吹付け断熱も選択可能
【床】
・ミラフォームラムダ断熱材(発泡ポリスチレン系断熱材)
【窓】
・アルミ樹脂複合サッシ
・Low-Eペアガラス
※オプションでアルゴンガス入りも選択可能
C値はあくまでサンプリング調査結果とのことですが、0.3~0.6はかなり気密性が高いと言えます。
窓はアルゴンガス入りがおすすめです。
床に採用しているミラフォーム ラムダ断熱材の熱伝導率が0.020なので、一般的なポリスチレンフォームより数値がよく、高評価です。
できれば吹付断熱、アルゴンガス入りの窓を選択したいです。
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基礎 3点
基礎の数値は標準的です。
・設計基準強度 24N/m㎡
・打設強度 27~30N/m㎡
100年の耐用年数を誇る高耐久コンクリートを使用しています。
コンクリートの基礎配筋前に防湿フィルムを敷き、湿気を防いでいることは高評価です。
防蟻処理 3点
1階の床組部分(土台・大引)に公的機関より認証を受けた、AQ認証材を採用しております。
防腐・防蟻材を加圧注入しているので、、表面塗布の木材と比較して安心感があります。
また、外周部分の主要木部には地盤面から1mの高さまで薬剤塗布を行い、耐久性を高めています。
白アリ10年保証もしており、白アリ被害が発生してしまった場合、最高1,000万円を限度として保証されます。
10年目以降は5年ごとに3万円(税別)の保証料で築30年まで薬剤無処理で保証の更新ができます。
「薬剤無処理」と記載がありますが、30年間防蟻処理が不要なのか、確認をしたいところです。
外壁 5点
選択できるバリエーションの多さから5点とさせていただきました。
クラシスホームでは、以下の外壁材が選択できます。
・シームレスタイル貼り工法
・ガルバリウム鋼板
・木製化粧サイディング(無垢材)
・塗り壁
・窯業系化粧サイディング
シームレスタイルは現場施工のため、継ぎ目の無いすっきりした外観になります。
塗り替え不要のためメンテナンス費用を抑えられます。
ガルバリウム鋼板はモダンな印象を演出でき、軽い素材なので地震時に構造体への不可を軽減することができます。
塗り壁は落ち着いた質感を演出できます。
メンテナンス性を考えるとシームレスタイルを選択したいです。
換気 3~4点
24時間換気システム(第3種ダクトレス型)を採用しております。
自然給気口から新鮮な空気を取り入れ、トイレ等の排気ファン(機械)により汚れた空気を排気するシステムです。
第1種換気より電気代は節約できますが、冷暖房効率は第1種換気より下がります。
オプションで第1種ダクト型も選択できます。
第1種換気は給気も排気も機械で行いますので、第3種よりも冷暖房効率が良いです。
最近は多くのハウスメーカーが第1種換気を採用しており、花粉対策等を考えるとおすすめです。
遮音性 2点
1・2階間には、鋼製防震吊木が設置され、振動や騒音を減衰します。
具体的な数値は記載がありませんでしたので、展示場等で体感する必要があります。
外壁や間仕切り壁の遮音性に関しては記載がありませんでした。
保証 4点
保証内容は以下になります。
・最長60年保証※10年ごと無料点検、有償メンテナンスが条件
・地盤保証 20年
・住宅設備保証 2年※オプションで10年
・白アリ保証 10年
最長60年の保証があり、かなり手厚いと言えます。
ただし、保証延長の条件として、10年ごとの無料点検と有償メンテナンスが必要になります。
20年の地盤保証がついているところは魅力的です。
オプションではなく、全棟つきます。
1棟5,000万円までの保証がつくので、かなり安心です。
オプションですが、キッチン等の設備保証を10年にできるので、できればつけておきたいです。
白アリ保証は10年です。
点検 3点
保証が延長されると10年ごとに無料点検が実施されます。
保証延長をやめた場合の費用を確認したいところです。
5年ごとに点検が実施される建築会社もあるので、少し残念です。
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効率よく建築会社の情報を集める方法
ここで、効率よく建築会社の情報を収集する方法を紹介します。
以下の3パターンに分けて紹介します。
・とりあえずカタログ請求したい人
・間取りや見積もりをまとめて比較したい人
・中立的なアドバイザーに相談したい人
とりあえずカタログ請求したい人
カタログはいろいろ見たいけど営業マンから電話がくると困る…。
そんな人は『持ち家計画』がおすすめです。
※「カタログのみ請求したい」という人は、『電話や訪問は無しでお願いします』と記載しておくとよいです。
家づくりで損しないために【持ち家計画】間取りや見積もりをまとめて比較したい人
たくさんの建築会社と話すの大変なので、まとめて間取りや見積もりを送ってほしい。
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タウンライフは600社以上のハウスメーカー、工務店、設計事務所が登録しているので、気になっている建築会社に一括資料請求できる可能性が高いです。
タウンライフのサービス内容は以下になります。
※すぐに資料を送ってほしい場合は、『見学は無しで、間取り、見積もり資料を郵送してください。』とはっきり記載するとよいです。
中立的なアドバイザーに相談したい人
どんな建築会社が自分達に合うのか相談してみたい。
そんな人には『LIFULL HOME’S住まいの窓口』がおすすめです。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口クラシスホームで建てるメリット
クラシスホームで建てるメリットは以下になります。
一番はデザイン性かと思います。
制約の多いハウスメーカーと比較すると設計自由度が高く、コストを抑えつつこだわった家づくりができる印象です。
営業が片手間にプランを作成するのではなく、設計士がこだわった提案をつくり、そこで勝負しているかと思います。
選択できる外壁の種類が多いことにも驚きました。
オリジナル建材等も魅力的です。
キッチンもハウスメーカーではなかなか取り入れないキッチンハウス等の採用も対応してくれそうです。
クラシスホームで建てるデメリット
クラシスホームで建てるデメリットは以下になります。
遮音性に対してあまり情報が得られなかったので、あまり力を入れている印象はありません。
二世帯住宅や、遮音性にこだわりたい人にとっては少し物足りないかもしれません。
保証延長するための有償メンテナンス費用についてできるだけ把握しておきたいです。
全館空調の仕様はあるようですが、あまり採用が少ない印象なので、実績としては少し不安があります。
まとめ
今回の記事をまとめると以下になります。
多少のデメリットはありますが、コストを抑えつつデザイン性の高い家を実現できるという点でとても魅力的な建築会社です。
実例を見る限り、かなり洗練された家づくりをしている印象です。
展示場を見学して雰囲気が気に入った、という口コミも多いので、是非一度体感してくださいませ。
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