はじめに
まずは皆様試験お疲れ様です。
学生のときと違って、仕事をしながら、家庭の事情などありながら勉強することはとても大変だと思います。
モチベーションの維持、金銭面、大きな何かを犠牲にしていないか、など悩みながら受験された人も多いと思います。
合格者の方、本当におめでとうございます。
不合格者の方、モチベーション落とさず一緒に頑張りましょう。
結果に目を背けて年末過ごしたいところですが、振り返りをして来年に繋げたいと思います。
R6年製図試験の自分の結果
残念ながら、不合格でした。
思い当たるミスは多々ありましたが、やはり甘くはない試験であるということを思い知されました。
一緒に頑張った資格学校の仲間の結果が気になるところです。
初受験ではありましたが、かなり休みを取って準備ができた方だと思うので、来年が心配です。
資格学校の提供する学習内容とほぼリンクしてた出題だったので、もったいなかった、と同じように感じている人は多いのではないでしょうか。
おそらく重大なミスが少ない試験だったかと思うので、細かいミスの積み重ねが合否を分けた印象です。
R6年製図試験の全体の結果
•全体の受験者数34,237人、合格者数 3,010人。総合合格率 8.8%。
•製図試験の受験者数11,306人、合格者数3,010人。製図試験合格率26.6%。
•近年の総合合格率は10%前後なので、厳しい試験だったと言えます。
•製図合格率も例年33~34%だったので、製図受験者数が多いため、人数調整でかなり合格率を絞ってきた印象です。
重大な不整合
ランクⅣも例年より多い傾向にありました。
•未完成
•上下階、階段の不整合
•要求室・施設等のいずれかが計画されていないもの(部屋名ミスは?)
•法令の重大な不適合
採点のポイント
■採点のポイントをピックアップ
•建築を学ぶうえで、参考(教材)となるような建築物の計画
•基礎免震構造の特性を踏まえた計画
•講堂の構造計画(段床形式)
•学生や教職員の帰宅困難者の一時滞在に配慮した計画
•屋上に設置する設備機器等の計画
参考解答例について
・解答例2つとも5階建て。
・講堂は2層パターンと1層パターン。
・採光計算について記載がある。
・EVは利用者用2台。管理者用は無し。
・東西に出入口1個ずつ。東に車いす使用者用駐車場。
・免震ピット(点検口)有。
・ヘリアキは北、南、西を3m、東を6m。
※駐車場をピロティに入れた場合は、東側ヘリアキ5m。
・断面図に講堂の特定天井の記載はなかった。
予測反省点
自分の解答の予測反省点は以下になります。
- 部屋名の記載間違い。
- ゴミ庫の置き場
- 2階部屋の採光について根拠の記載がない。
- 2階を道路採光にせず、南側に部屋をとってしまった。
- 記述に書いたことの図面への記載忘れ。床下点検口など。
- 控室の認識違い(怪しい)
※その他何か重大なミスもありそう…
自分の弱い部分
自分の改善点、弱い部分は以下になります。
- 図面と字が汚い 笑。比較的早く書ける方ですが、線や字が汚いので、講座が始まるまで練習します。
- 建築、設備、構造の知識の不足。令和6年の内容を復習して、記述でアウトプットできるよう学習します。
- ケアレスミスが多いので、読み落としや勘違いをなくすよう、エスキス練習などをする。部屋名間違いなど。
今後の進め方について
同じ資格学校に通うことにする。
理由:
・金額は高いが、講義内容・資料等について手厚さを感じた。
・記述の内容がほぼ講座で出た内容であった。
・講座が始まるまでの期間でも、自習室の利用ができる。
※長期コースも検討したが、コスト面を考慮して短期コースとしました。講座が始まるまでどのくらい自主学習できるかが勝負と感じています。
- 資格学校が始まるまでは、週1回程度作図やエスキスの練習をする。
- R6年の課題を練習する。
- 設備や構造など理解していない点を再度学習して、記述に活かせるよう準備する。
- モチベーション維持のため、職場や資格学校仲間などで声を掛け合う。XやYouTube等で進捗を発信する。
- 試験直前に有休を取得できるよう、それまでに仕事頑張ってアピールしておく。
資格学校の印象
- 講師の人が比較的手厚めに指導してくれる印象。平日の仕事終わりなどでも直前は質問等受け付けてくれた。
- 高レベルな既受験生がいるので、解答例を見せてもらったり、質問したりできる。
- 講座が無い日に学校へ行っても何人か勉強してるので、モチベーションが上がる。
- 課題数、内容共に充実している。仕事が忙しいとこなせるか怪しいくらい量がある。
※金額以外は一通り満足している。
まとめ
- 宣言、入金、仲間などを駆使してモチベーションを維持する。
- 強制的に勉強時間をつくる。
- 仕事や将来に役立つ勉強であると考え、決して無駄な期間ではないと考える。
1級・2級建築士試験を来年受験の方、共に頑張りましょう!
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