中古住宅を購入してリフォームするのってどうなの?
最近予算と立地の関係で中古住宅を検討する方も増えていると思います。
私も予算の関係で築22年の中古住宅を購入し、リフォームして住んでおります。
中古住宅を購入したこと自体は後悔していませんが、もう少しじっくり考えてリフォームすればよかったかなと思います。
自分が住宅営業なのに初めての住宅購入でバタバタしてしまい、リフォーム内容の検討にあまり時間をかけないまま着工してしまいました。
今回は私が感じるリフォーム後悔ポイントを解説します。
中古住宅を購入するメリット・デメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。
クロスが無難すぎた
壁クロスをいろいろ選ばなかったことを後悔しています。
キッチン、トイレ、洗面はアクセントクロスを選んだのですが、基本のクロスをほとんど「ドット柄」にしてしまいました。
ドット柄は少し古臭く感じてしまうので、もう少し今風なクロスにしておけばと思っています。
ただ、ドットのラインが直線の目安になるので、写真や絵などを貼るときは少し便利です。
玄関、主寝室、子供部屋、納戸あたりは妻といろいろ選べばよかったです。
リフォームの場合は、インテリアコーディネーターとの打ち合わせはないことが多いと思います。
リフォーム業者にインテリアコーディネーターとの打ち合わせをお願いしてみるか、アクセントクロスサンプルを取り寄せていろいろ検討することをおすすめします。
外構リフォームも最低限するべきだった
わが家は購入時に植栽がかなり残っており、業者に植栽撤去を依頼しました。
ある程度きれいにしてくれたのですが、根っこは取れないとのことで残されました。
その結果根っこから草がたくさん生え、砂利も敷いていなかったので、夏場は常に草むしりをしていました。
根っこを撤去したくて、自分で無駄に掘ったりしていました。
大変でしたが成果は出ません…。
購入から2年後に耐えかねて、木の根っこからの撤去と砂利敷き工事を外構業者に依頼しました。
10万円以内でしたので、最初から依頼しておけばよかったと心より思います。
浴室暖房か洗面室暖房を設置すべきだった
築25年のわが家は浴室と洗面室が非常に寒いです。
子供が小さいうちは特に大変なので、浴室暖房もしくは洗面室暖房をつければよかったとよく思います。
今はまだ我慢できますが、年を重ねるとさらに体に負担がかかりそうなので、浴室リフォームの際に必ず取り入れたいと思います。
内窓リフォームをすべきだった
築25年のわが家はシングルサッシなので冬はかなり寒いです。
また、結露でべたべたになるので、カーテンはかびるし息子が窓の水滴で遊ぶので、かなり不満です。
私の実家が内窓リフォームをしており、かなり効果があります。
防犯対策にもなります。
3窓内窓リフォームをすると40万円ほどかかるそうです。
ローンに組み込んでおくべきでした。グリーン住宅ポイントがあるので、思い切って内窓リフォームをしようか検討中です。
ウォシュレットにしなかった
今どきウォシュレット無しのトイレなんてあるんだ
と思われた方がいると思います。
あるんです…
妻の意向でウォシュレット無しになってしまいました。
妻は使ったことがなかったそうです。
しかし、1年後くらいに妻がウォシュレットを利用する機会があり、感動していました。
もし家族の誰かの意向でウォシュレット無しになりそうな場合は、一度体感してもらうことをおすすめします。
キッチン水栓をホース引き出し式にしなかった
今どきホースを引き出せない水栓なんてあるんだ
と思われた方がいると思います。
あるんです…
ケチってはいけないポイントでした。洗い物の度に後悔します。
家族3人で食事の度に洗い物をするので、食洗機無しにしたことは今のところ後悔していません。
まとめ
中古住宅のリフォームは、注文住宅より情報量が少なく、何ができるかわからない場合があります。
なので知識があまりない中進めてしまうと後悔ポイントが多く出てしまいます。
購入してからリフォーム着工までの時間が短いことが多いので、早目早目に打ち合わせを進めていくことをおすすめします。
家賃とローンが重なってしまいますが、購入してから着工まで期間をしっかり空けて打ち合わせする、ということも大事です。
会社やリフォーム工事内容にもよりますが、設計士やインテリアコーディネーターが新築のように手厚く打ち合わせすることは少ないので、強く依頼するか自分で勉強する必要があります。
状態のよい中古住宅を見つけて、素敵なリフォームをしてください。
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