お風呂掃除が嫌いです…
そんな方におすすめの浴室がございます。
今回はトクラスの浴室「エブリィ」の特徴、メリット、選ぶ際のポイントを解説します。
トクラスは人造大理石のキッチンにこだわりをもっていることで有名で、浴室にもその技術が活かされています。
また、ヤマハの音楽技術を活かしたアイテムや、人間工学に基づいた浴槽の設計も魅力的なポイントです。
トクラスキッチン「ベリー」についてご興味のある方は、こちらの記事も合わせて参考になさってください。
また、リクシルの浴室「アライズ」、パナソニックの浴室「オフローラ」についても記事を書いておりますので、参考にしてください。
人造大理石バスタブ「スターク」
キッチンの人造大理石とは別の配合でつくっている特殊な浴槽。
耐久性が高く、お手入れのしやすさが長続きします。
人造大理石にこだわるトクラスならではの浴槽です。
トクラスによると、他メーカーの人造大理石浴槽はFRP素材の上に塗装がされたものだそうです。
厚みも0.03mm程度で、10年ほどで表面塗装がはがれます。
一方でトクラスの人造大理石浴槽「スターク」は、厚さ約6mmの単一素材です。
一般の人造大理石浴槽が硬度Hなのに対し、トクラスの人造大理石浴槽「スターク」は硬度6Hで傷もつきにくいです。
カミトリ名人+(プラス)
シャワーを使った際の水流を利用して、髪の毛やゴミを小さくまとめます。
リクシル浴室アライズの「くるりん排水溝」も同様の機能ですが、こちらは浴槽の排水のうず流を利用します。
一方でトクラスのカミトリ名人+(プラス)はシャワーを使ったときの水流を利用しますので、浴槽にお湯をはらない時期も機能します。
銀色のアタッチメントは抗菌イオンを発生させるので、ヌメリや臭いの原因となる菌の発生を抑制します。
二重パン構造
浴槽の下に防水パンが設置されています。
これにより、外部からの冷気の流入を防ぎ、浴槽の断熱性を高めます。
また、万が一浴槽が漏水した場合に、床下を水濡れから守ります。
おそうじ浴槽
トクラスの目玉機能がこの「おそうじ浴槽」です。
風呂フタをしめてスイッチを入れると自動で浴槽の掃除をしてくれます。
①、②が人の行う作業で、③~⑦は自動で行います。
①浴槽のフタをする
②浴室の外にあるリモコンのスイッチを押す
③排水栓が自動で開いて残り湯をぬく
④予備洗浄
⑤洗剤のふきつけ、汚れを分解
⑥お湯の噴射して浴槽内をすすぐ
⑦排水栓が自動に閉まる
お掃除時間は約10分です。ランニングコストは1回約22円。
洗剤の補充は1ヶ月に1回でよく、花王の「バスマジックリン・黄色」を使用します。
汚れがないかの確認も含め、2週間に1回程度は手洗いが必要です。
おそうじ浴槽はノーリツの登録商標で、他メーカーではTOTOが採用しております。
うるおい浴+
ミクロの泡により、入浴後のしっとり感やポカポカ感を持続させる「マイクロバブル」機能と、心地よいマッサージ感を味わえる「ジェットバス」機能。
2つの機能の組み合わせが「うるおい浴+」です。
サイエンス社のマイクロバブルやパナソニック浴室の酸素美泡湯と同様の商品ですが、マイクロバブルの機能に加えてジェットバス機能がついていることが特徴です。
スイッチひとつで切り替えができます。
トクラス浴槽には、サイエンス社のマイクロバブルが設置できませんが、その分「うるおい浴+」をおすすめされます。
サウンドシャワーe
浴室専用設計のスピーカーですので、音楽を楽しみたい方には最高のアイテムです。
最近はスマホも防水仕様になっているので、浴室に持ち込むことができ、不要なアイテムかと思う方もいるでしょう。
ショールームで体感すると「さすがヤマハ」と言いたくなる良質な音でした。
お風呂に入りながら音量をリモコンで操作できます。
ただ、曲のスキップはできないようです。
トクラスエブリィを選ぶデメリット
トクラス浴槽のおすすめポイントである「3Dエルゴデザイン」浴槽ですが、「浴槽が小さく感じる」「子供と入ると狭く感じる」という口コミが見られました。
人間工学に基づいたデザインで、洗い場を広く使えることはメリットですが、小さいお子様のいるご家庭は注意が必要かもしれません。
まとめ
トクラス浴室エブリィについてポイントをまとめます。
・トクラスこだわりの人造大理石浴槽はオプションでも選択すべきです。
・二重パン構造は他メーカーにない安心感を提供します。
・共働き世帯にはおそうじ浴槽をおすすめします。
・マイクロバブルとジェットバスがセットなので、ゆっくり入浴を楽しみたい方にはお得感があります。
・浴槽の形状には賛否両論あります。
エブリィはお手入れもしやすく、おもしろい機能も多い浴室です。
サウンドシャワーe、おそうじ浴槽、エルゴデザイン浴槽を、是非ショールームで体感してくださいませ。
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